トヨタ自動車が製造販売しているプリウスは、初代からフルモデルチェンジを2回繰り返し、現行は3代目になりますが、トヨタ自動車で常に首位の売り上げのカローラを追い抜きプリウスブランドを築きあげています。初代はハイブリッドシステムを初めて採用した自動車として世界が注目したのですが、トヨタハイブリッドシステムのバッテリーが自然放電するなど不具合もあり、爆発的な人気となりませんでした。
続いて2代目はトヨタハイブリッドシステムの完成度が非常に高く、世界中で販売されているハイブリッドシステムのベースとなっています。
モーターだけで走行することができるEVモードなども2代目から採用されており、バッテリーとモーターの性能も非常に高くなっています。
また、外観のデザインも流線型で空気抵抗が少なく、燃費性能を上げています。現行の3代目はエンジンの排気量を1800CCに上げており、高速走行の際のエンジン負荷も少なくなり、走行時の安定性も格段に向上しています。トヨタハイブリッドシステムは2代目のシステムを継続して使用していますが、発売当初は納車待ちの状態が続いていました。現行モデルでカローラの販売台数を追い抜き、トヨタ自動車を代表するブランドの一つとなっています。