4代目になる新型プリウスは、2015年9月8日が世界公開されました。そして、JC08モードで燃費性能がついに40km/L達成されたと言われています。
2009年に登場した現行モデルは、1.8Lガソリンエンジンとモーターのハイブリッドシステムによって、システム最大出力は136psを発揮し、JC08モードの燃費性能は32.6km/Lを実現しています。これでも相当ハイレベルなのですが、トヨタ自動車の小型ハイブリッドカーのアクアを初め、軽自動車などにも抜かれてしまっています。そのため時期プリウスでは、JC08モードで40km/L達成は至上命令となっていました。
様々な地道な改良を積み重ねた結果、40km/Lを達成したわけですが、そのいくつかをご紹介すると、ハイブリッドシステムが小型化されたり、エンジンの熱効率が向上させたり、トランスミッションの伝達効率もアップしています。
その結果、燃費は25%向上させることに成功し、それだけでなく動力性能も大きく向上しています。また新型プリウスでは、トヨタ自動車が新開発したプラットフォームを採用したことによって、室内空間も広くなっています。すべての面で前モデルを上回っている新型は相当進化したモデルと言えそうです。