トヨタ自動車が製造販売している現行型のハイエースは、2004年に登場しました。ハイエースの特徴の1つは、様々なボディー形状があることです。
まず全長に関してロング、スーパーロングの2種類を備え、ボディの幅が標準とワイドの2種類があり、さらにルーフが標準ルーフ、ミドルルーフ、ハイルーフルーフの3種類があります。
標準尺は現行モデルでは廃止されましたが、それでもこれらの組み合わせで、非常の多くのボディーバリエーションの中から選ぶことができるようになっています。また、ハイエースは非常に耐久性が高く、広い室内に、シートバリエーションの豊富さ、さらにエンジンにもパワーがあるために、宅配業や工事関係などの貨物車や商用車として、あるいは送迎バスやジャンボタクシー、コミュニティバスといった乗用車として、さらには救急車や寝台車などの特殊用途車などとしても、広く使われているという特徴もあります。
もちろん、個人使用も少なくありません。登場から10年以上が経過しており、また他のメーカーの同クラスの自動車と比べて、やや価格が高く設定されていますが、抜群の人気を誇っています。この辺りは、トヨタ自動車の高い信頼性が背景にあるのでしょう。